使命はエレクトロニクス産業への貢献
新型コロナウイルス(COVID-19)感染症のパンデミックにより、世界は大きく変質しました。ニューノーマルが叫ばれ、みなが新しい生活のあり方を模索する日々が続いています。働き方においてはテレワークが当たり前になるなど、デジタル技術の活用に大きく舵が切られたと言っていいでしょう。新型コロナ危機は、来たるべき未来を一気に推し進めたのかもしれません。
デジタル技術の中でも、特にIoT化やICT、AIによって大きく変わるとされているのがスマートシティ、スマートファクトリー、スマートメディカルです。そして、これらの先進的で公共性の高い取り組みと、それを支えるエレクトロニクス産業こそが、第一電材のビジネスの舞台でもあります。私たちの商材である電線・ケーブルは、社会全体のインフラともいえるポジションになりつつあるのです。
今後さらに社会的重要度が増していく業界で、私たちはあらゆるステークスホルダーの期待にお応えできるよう、フィロソフィに基づいて事業の拡大に努めていきます。利己ではなく利他の精神で経済を循環させ、エレクトロニクス産業に貢献していくこと。それこそが、ポスト・コロナの世界における第一電材の使命だと考えています。
第一電材ファクトリーは、そうしたビジョンを達成するための工場であり、会社です。これからも電線・ケーブルの加工に特化した強みを活かしながら、2021年の東北工場起ち上げをさらなる飛躍のきっかけとして、第一電材およびグループ企業を強力にバックアップして参ります。